うつ病・パニック障害は、気持ちの持ちようで変わる?少しずつ…完璧主義をやめてみた。

こんにちは。8年間のうつ病・パニック障害を経験したルミです。
病気は、いつの間にか、様々な積み重ねで数年かけてなるものです。心のクセも病気になる一因だと思います。

心も体も休まらない状態から「うつ病・パニック障害」に。

person in black shirt raising right hand

私は、白黒ハッキリ決着をつけたい、自分にも人にも厳しく何事も許さない、すべて完璧でないと落ち着かない性格でした。
私も子供も原因不明のアレルギー体質だったので、埃が一切ないくらいにピカピカに家の中を磨きあげて、一日中夜中でも掃除をしていたほどの徹底ぶりでした。
常にイライラとしていて、心は休まらない状態でした。家族も大変だったと思います。

長きに渡り、体の不調…ついに精神科にて、うつ病・パニック障害と診断されるまで、ノンストップで休まず動いていました。

日々の変化や蓄積には気付かないものですが、ガタガタと崩れてからは、全く体が思うように動かなくなりました。
うつ病・パニック障害と気付かされるまで8年、今 思うと、よく生きていたなぁと感じます。
薬に頼りたくなかったため、気合いだけで過ごしていました。
「気持ちを楽に」ではなく、「気合い」でしたから、益々疲れていたと今でこそ判断できます。

埃で人は死なない?

なかなか気持ちが休まらず、完璧主義がエスカレートしていた状態の時に、「埃で人は死なない 」という父からの言葉。
綺麗好きの父から そのような言葉を聞いた時は衝撃的でした。

うつ病・パニック障害で、本来なら掃除する気力も体力もない中、子供達のアレルギー対処のために無理やり頑張っていたので、ハッと目を覚まされた感覚で、少し気持ちが楽に思えました。
頻繁にしていた掃除の回数を減らすことからやってみました。
掃除をしないなんて気持ち悪いので、とても勇気のいることでしたが、とにかくやってみるしかありません。
すると、単純に体が休まりますし、神経質でなくなり、気持ちも穏やかになるクセづけができるようになりました。

少し心に余裕を持つと、家族まで変わった。

baby touching woman s face

家の中でガミガミ言わなくなったので、子供達の状態もよくなってきました。
自家中毒症状の過呼吸や嘔吐、中耳炎 まで改善されてきました。
アレルギーや自家中毒は、ストレスが原因 ということが、まさに実証されました。

いつも自分が切羽詰まっていると、攻撃的になります。
少し心に余裕を持つと、人を冷静に見れるようになり、人に対して期待や依存もなくなるので怒りもなくなりました。
自分にも優しくできるようになりました。

「頑張る」よりも「気楽に」を心がけた。

photography of woman surrounded by sunflowers

急に性格は変わるものではありません。少しずつですが、新たな発見ができるようになりました。
「気持ちを上げて頑張る」ではなく、「気持ちを緩めて気にしない」訓練を心がけました。
考えすぎて取り越し苦労をせず、気持ちを解放し、気楽な気持ちになれるまでは時間はかかりました。

凝り固まった感情を捨てよう。

four person standing on cliff in front of sun

「人の振り見て我が振り直せ」
自分の心にゆとりがなければ、人をお手本にすることはできません。
凝り固まった自分の感情は邪魔になるだけ。まずは、自分にない思考を素直に取り入れることで、自分のクセも取っ払い、うつ病・パニック障害は緩和されてきたと思います。
長年、あたたかく見守ってくださった周りの方々のおかげです。



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