古事記発祥の宮崎県 日南市 ご神体が龍神様の【祇園神社】に行ってきました。

こんにちは。
神さま大好き、古事記大好き、パワースポット巡りがライフワークのルミです。

神社そのものが、ご神体である『祇園神社』へ行って来ました。

祇園神社のご神体 龍神様にスッポリと飲み込まれます。

洞窟そのものが神社である祇園神社は、日南市梅ケ浜の大通りから見える場所にあります。
今まで全く気付かず、初めてお詣りさせていただきました。

その日は、西都へ参拝に行っていたのですが、 凄いところがある!!と聞き、日南へと車を走らせました。

到着すると、真っ赤な鳥居と洞窟の暗闇がとても幻想的で心奪われました。

神聖なご神体に入るということで、お宮に入る前はドキドキしました。

祇園神社には、素戔嗚尊(スサノオノミコト)と稲田姫(シイナダヒメ)が祀られています!

素戔嗚尊(スサノオノミコト)と稲田姫(イナダヒメ)が一緒に祀られていることに驚きました!

島根県出雲に行く直前だったので、導かれたようで心の奥底からワクワクしました。
まさに運命の出逢い!出雲物語は古事記の1/3を占めるものですから、ご挨拶に行けて感謝が湧きました。

古事記に八岐大蛇(ヤマタノオロチ)物語があります。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治の物語に、素戔嗚尊(スサノオノミコト)と稲田姫(イナダヒメ)は登場します。

イナダヒメの上7人の姉たちは、山奥から出没する怪物八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の生贄になって食べられてしまい、最後に残ったイナダヒメも間もなく命奪われてしまう運命でした。

ところが、その寸前にスサノオが現われて、怪物ヤマタノオロチを退治し、イナダヒメは危機一髪で救われました。

天界から追放されたスサノオの人生が一転しました。

アマテラスの弟であるスサノオは、とんでもない暴れん坊で手に負えず、天界から追放され、一見不運な立場でしたが、
イナダヒメと出逢い、初めて恋をし、結婚をしました。
(写真は、古代結婚発祥の地、島根県雲南市の八重垣神社です)

因みに、スサノオとイナダヒメ夫婦の六代目の子孫が、因幡の白兎で有名な大国主命(オオクニヌシノミコト)様です。

スサノオとイナダヒメが結婚して住んだ新居の地として伝わるのが、須賀神社です。

“清々しい”の語源である須賀神社は、和歌の発祥でもあります。

スサノオが新居の完成を喜んで詠んだ和歌

『 八雲立つ(やくもたつ)
出雲八重垣(いずもやえがき)
妻籠に(つまごみに)
八重垣作る(やえがき)

その八重垣を(そのやえがきを)』

【意味】
雲が幾重にも湧く出雲の地で、妻との新居によい場所を見つけた。
妻のために垣根を幾重にも造ろう。

自由奔放、不良の神スサノオ…
全て丸裸にされ天界から放り出されたのち、改心し、
怪物ヤマタノオロチからイナダヒメをお守りしました。
スサノオの愛情を感じる和歌です。

祇園神社は、厄難除けの守護神として親しまれています。

祇園神社御由緒を読んでみると、
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治物語そのもの、 諸々の災難から守られると記載されてました。

それから、 龍神様の中に入るということで、 なるほど納得!
腹痛疾病に良いらしいですね。


その他、航海安全、商売繁盛、五穀豊穣、縁結びの神様が祀られています。

龍の寝床である龍穴に、祇園神社は建立されました。

自然そのものが神社になっており、まさに、神様を身近に感じます。
本殿の右側に謎の階段がありましたが、そこからは人的に開発されたそうで、地震で崩落し、元々の自然の龍穴のみ残ったそうです。
自然の力、神の尊さに、人は介入できないですね。

本殿の左右には、龍神( 八岐大蛇 )様、水神(水波女命)様が祀られているそうです。

初めてのお参りで、あまりにも感動し、真っ暗闇で気付かなかったので、また、伺って実際に手を合わせたいです。

本殿から右側を辿って行くと、まるで龍の鱗のような壁肌を見ることができ、またまた感動しました。
神社では、騒ぐことは厳禁ですが、黙っていられないほどの心からの喜びをいただきました。

祇園神社参拝後、ご神体に昇らせていただきました。

祇園神社を出て駐車場に戻ると、階段がありました。
何でも好奇心旺盛の私、ワクワクとしながらくねくねと上がっていくと、壮大な景色を一望できました。
やっぱり宮崎は美しい!神々しい自然に囲まれているパワースポットです。


龍穴である祇園神社に入り、龍神様の背中にも昇らせていただき、神様と一体化した気分になれました。

まとめ:神話の始まり、宮崎は凄い土地です。

神社やお寺巡りをすると、歴史や文化、古事記を実際に学ぶことができて、新しい気付きと感謝をいただけます。
神様の世界も、人間の世界も同じだと、共感もします。


海外の学校では、読み書きの次に、自国の建国の始まりを学び、それからなんと!日本の歴史・文化・言霊を勉強するそうです。
日本の歴史・文化・言霊で、国を栄え再建してきたそうです。


日本人だけが日本の事を知らない…
世界を救う日本の素晴らしい国生みの物語、古事記を更に深く知っていきたいと思いました。

祇園神社
〒887-0017  宮崎県日南市梅ケ浜1丁目8

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