マイナンバーカードは必要? e-Taxでサクッと確定申告を終わらせたい!青色申告者にお得情報もあり。

こんにちは。個人事業主になって13年目のルミです。

確定申告は税理士さんにお願いしていますが、昨年は、e-Tax申請をしてみたくて、マイナンバーカードの電子証明を取得して、確定申告をやってみました。

ところが!なかなか申告ができず、結局手書きで確定申告書を提出しました。とても焦りバタバタしたことを覚えています。

調べてみると、ICカードリーダライタを使用していなかったためだと分かりました。

ICカードリーダライタの購入

マイナンバー方式でe-Taxを利用する場合、電子証明書を読み込むためのICカードリーダライタが必要です。家電量販店、ネット通販などで2,000円程度で購入できます。

マイナンバーカードを電子証明書として利用する場合には、対応している機種を選んでください。また、購入したICカードリーダライタのドライバをパソコンにインストールしておきましょう。

ICカードリーダライタ
引用元:地方公共団体情報システム機構

マイナンバーカードやICカードリーダライタがなくても、e-Tax申請ができる!

毎年、準備することや手法も変わるので事前に調べ、ギリギリではなく余裕をもって確定申告を終わらせたいものです。

マイナンバーカードやICカードリーダライタを準備しなくても、ID・パスワード方式であれば、e-Tax申請は手軽にできそうです。

注意すべきことは、事前に、税務署で対面による本人確認をする必要があります。

ID・パスワード方式

まだマイナンバーカードを取得していない方に向けた暫定的な対応として「ID・パスワード方式」も導入されました。一時的な移行措置のようですが、簡易にe-Taxを始める方法として検討してみても良いかもしれません。
ID・パスワード方式を利用するためには、最寄りの税務署で対面による本人確認をする必要があります。e-Taxの開始届出書を提出し、IDとパスワードを受領しましょう。確定申告時には、e-TaxのID・パスワードが手元にあればOKです。

ID・パスワード方式

(画像の出典:国税庁『e-Tax利用の簡便化の概要について』)

青色申告者に朗報!e-Taxで控除額が10万円分増える!

なんと!昨年から、青色申告者は、10万円の控除額があったのですね。

青色申告者はe-Taxで控除額が10万円分増える(2020年/令和2年から)

2018年(平成30年)度の税制改定で、青色申告の特別控除額が変更されました。
2020年(令和2年)分の確定申告以降、e-Taxで青色申告の手続きを行えば特別控除額は変わらず65万円ですが、そうでない場合は55万円に減額されます。

同時に、誰にでも等しく適用される基礎控除の金額は38万円から48万円に増額されます。これによって、e-Taxを利用していると差し引き10万円分の控除額アップにつながることになります。
e-Taxを利用することで税金の金額も抑えることができるようになるので、経済的にも益々おトクになります。

青色申告特別控除

(画像の出典:国税庁『令和2年分の所得税確定申告から青色申告特別控除額 基礎控除額が変わります』より)

マイナンバーカードに支配されず、最低限に活用したい

e-Tax申請で必要なためマイナンバーカードを作りました。住民票などコンビニで取れたりと便利な反面、個人情報を守りつつ最低限に活用していきたいものです。
もうマイナンバーカードを作った時点で手遅れかもですね。

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