こんにちは。
AGE認定講師のルミです。
以前、8年間ほど、自律神経やホルモンのバランスを崩し、鬱パニック・帯状疱疹など語り尽くせないほどの症状を患い、寝込んでいた時期を経験しました。
私はインスタント食品や添加物の多いものを食べると、体の調子が悪くなるので、食に関しては気を付けていました。
なぜ、食事に関して気を付けているのに、病気になるのだろう、、、病気は食事で改善する!という思いでいたところ、「AGE」というものがあることを知りました。
AGEとは、ズバリ!老化と病気の原因となる悪玉物質です。
悪玉物質AGEを減らすことができれば、老化と病気になるリスクを減らすことができます。
「コゲたものを食べるとガンになる」と聞いたことがありませんか?
まさに、コゲ=AGEです。
私は、2014年にAGEのことを知り、2016年に「AGE認定講師」の資格を取得しました。
健康寿命(医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと)を延ばせるAGEの知識を知れて、私自身、とても健康になれました。
いつまでも健康で若々しくいられるように、悪玉物質AGEを体に溜め込まない生活習慣を心がけています。
酸化よりも怖い!糖化!糖化の進化形AGE(終末糖化産物)
これまでの健康に対しての常識は「サビ=酸化」が老化と病気の原因だと言われてきました。
ところが、酸化より怖いのが「コゲ=糖化」です。
例えば、鍋がサビてもサビを取ることはできますが、コゲはなかなか取ることができないですよね。
サビよりコゲは手強いです。
コゲ=糖化=終末糖化産物=AGEです。
AGEの語源は、advanced glycation end products です。
advanced(高度な)
glycation(糖化)
end products(最終結果)です。
糖化はメイラード反応に似ている
糖化するメカニズムは、メイラード反応とも言われています。
ホットケーキをイメージしてください。
ホットケーキの材料は、卵+小麦+砂糖+熱でコンガリと美味しく出来上がります。
材料を体で例えてみると、卵(タンパク質)+小麦・砂糖(糖)+熱(体温)、このようになります。
メイラード反応ホットケーキ状態が体に蓄積されていくと、老化・病気のスピードが加速していきます。
タンパク質+糖+熱=糖化物質AGE(終末糖化産物)
体は、ほとんどタンパク質(コラーゲン、血管、細胞、骨、髪、爪など)でできています。
糖が血中に入り、体の様々な箇所のタンパク質と結合して、AGE(終末糖化産物)となります。
終末糖化産物であるAGEの難点は、簡単にデトックス(解毒)できないことです。
AGE(終末糖化産物)は老化・病気に直結する
体の中のありとあらゆる箇所に糖化物質がはりつき、AGE(終末糖化産物)だらけになります。
脳にAGEがはりつくとアルツハイマー認知症、血管にはりつくと動脈硬化、内蔵にはりつくと臓器疾患やガン、肌にはりつくとシミしわたるみ、目の疾患や関節炎、肥満、白髪もすべて、悪玉物質AGEのしわざです。
健康的な白い骨、ぷるぷるのコラーゲンが糖化すると、茶褐色に変色しカチカチと固くなります。
体の中でコゲがはりつく、、、見ることができないだけに恐ろしいです。
コゲ=糖化=AGE(終末糖化産物)が、老化と病気の原因だということが分かりました。少しずつでも改善していきたいものです。
次回は、AGEを溜めにくくする方法についてお話したいと思います。